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知りたい!第84回 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

2016.7.25


コース管理スタッフとハウスキャディの皆さん

華やかな舞台の裏側では.....


プレーオフの18番ホールで
谷原選手が2打目を打ったポイント


試行錯誤した結果、
高いところからもバンカー均しの
出来るように柄を伸ばしたレーキ


バンカーを整備する
コース整備スタッフ

こんにちは!
スーです。

第84回日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯が
7月7日から10日まで北海道クラシックゴルフクラブで開催されました。
日本プロは、日本最古の歴史あるメジャー大会です。

私は大会の運営スタッフとして現地にいましたので、
大会の情報をお伝えしたいと思いますが、
その中でも今回は、皆さんとはなかなか接点のない
コース管理という部分にフォーカスを当てたいと思います。

今年の大会が開催されたコースは、北海道クラシックゴルフクラブ。
当日は、最高のコンディションで144名の選手を迎えてくれました。
しかしながら、実は直前の週末がの天候が良くなかった為に
一時は、大会当日のコンディションが心配されていました。
それでも、多くのコース管理スタッフが朝早くから夜遅くまで
メンテナンス作業をし続けた結果、
テレビの画面を通しても分かるくらいの最高なコンディションに整いました。
後から聞いた話によると、コース管理スタッフの中には
大会期間中、その日のメンテナンス作業を終えて帰宅したものの、
家では寝ずにシャワーだけ浴びてコースに戻り、
早朝からの作業に備えるスタッフさんもいたそうです。
本当に頭が上がりません……!!

そして、もう1つ大きな話題としてはバンカーです。
ボールを飛ばしたい方向に対して垂直方向に
波をつけながらバンカーを均すことにより
バンカーを真のハザードとする、この試みも
コース管理スタッフの方々の協力なしには、
実現しませんでした。

大会期間中もスタート前の限られた時間の中で
如何にスピーディに理想的な均しをするのか
試行錯誤しながら対応してくださいました。

最終日に2度も雷雨による中断があっても、
グリーンやコース内のどこにも雨の影響がなかったのは本当に感動しました。
その時のコース管理の方のドヤ顔が今でも忘れられません(笑)

最も長い時間をゴルフ場で過ごし、
皆さんの知らないところで、これだけの努力をしてくださった
コース管理スタッフの方々は誰よりも賞賛を浴びるべき存在だと私は思っています。

全てにおいてこだわりの強い大会ですので、
セッティングにも大変苦労が多かったと思いますが
本当にありがとうございました!

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