みなさんこんにちは。
第２回となる今回はGJコラム編集部、
最年少のまーがお届けします。

ゴルフは審判のいないスポーツとはよく言われますが、
みなさんゴルフをする時、
きちんとルールに則って処置をしていますか？
意外と適当にやってしまっている人が多いのではないでしょうか？

今回はとあるアマチュアのゴルフイベントで起きた
ルールに関する問題です。

[状況]
ティショットを打ち、OBかもしれないと思い、暫定球を打つ。
セカンド地点に行ってみるとボールが2球あり、
セーフだったと胸をなで下ろしたのもつかの間、
よくみてみるとどちらも同じ
モデル、同じ番号だったのです。
これではどちらが本球かわかりませんよね…
でもうっかりこんな経験してしまった方もいるのでは？
こんな時はどうすれば良いのでしょうか。

[裁定]
今回の場合、ゴルフ規則裁定集
規則27/11が参考になりそうです。
こちらの状況４によると、
プレーヤーはどちらかの球を選んでそれを暫定球として扱い、
もう1つの球は放棄しなければならない、とあります。
したがって、今回のケースでは2球ともセーフなので、
いずれかの球を選択して（この場合選択するのはどちらでも良い）
その球を暫定球としてプレーを再開する、というのが正解となります。

みなさん知ってましたか？
私は直感でいずれも紛失球とみなし、
ティグランドから5打をプレーしなければならない
と思っていましたが（もちろんこの見解もあります）、
公正の理念に基づくとこういった見解になるようです。

このルールを知らなかったら、
おそらく5打目を打ってしまっていましたね。

このように知らないと損をするケースもあるんですね！
みなさんもこれを機会にルールの勉強をしてみてはいかがですか？

ちなみにJGAのホームページに行けば、
ゴルフ規則・裁定集をWeb上で閲覧することもできますよ！

http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/index.html

では、みなさんまたお会いしましょう～！